木製水槽の耐震について・木製水槽耐震実験(平成23年5月)

東日本大震災における木製水槽状況

未曾有の大惨事となった今回の大震災ですが、弊社木製水槽におきましても都内他、各地に納入させていただいておりました。震災後電話又は現地訪問確認し、一部のマンホールや電装関連等を除き、構造的には問題なく機能していることが確認されました。
例えば都内でも東京駅日本橋口38階建ビルの、屋上木製高架水槽も全く問題なく、また300tクラスを10基納入致しました羽田空港におきましても、やはり構造的には問題ございませんでした。
当然、東北方面にも木製水槽を納入させていただいており、震災1ヶ月後に訪問可能な地域への現地確認も行ってまいりました。

写真は弊社が平成元年に納入しました木製受水槽です。

撮影日: 平成23年4月11日
施設名: 福島労災病院
設置時期: 平成元年(24年経過)
設置場所: 福島県いわき市内
仕 様: Φ6.75x4.9H
容 量: 150?×2基 (他高架水槽数基)

本病院では、震災後木製水槽の破損及び水漏れがなかった為、断水後3日間は院内での水の使用を賄えたそうです。
弊社としましては今回の震災を踏まえ、木製水槽が更に安全な設備ということを実証し、これからもメーカーのひとつとして役に立てていければと思う所存でございます。

木製水槽耐震実験(平成23年5月)

実験概要(PDFファイル 126KB) ※別ウインドウで開きます

百年表彰 PDF [PDFファイル279KB]

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